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北海道の白樺染め。
白樺、と聞くと、北海道や軽井沢など気温の低い寒冷地のイメージが強いですよね。
白樺の白い樹皮は高原を明るく見せ、夏は緑の葉とのコントラストが爽やかで私たちの目を癒してくれます。
冬は降り積もる雪と澄み渡った空気のコンビネーションが幻想的な景色に。
白樺はパイオニアプランツとも呼ばれていて、根付きやすく成長のスピードもはやいため、山火事などで荒れた大地を緑化してくれる存在。
その一方で、木材としては強度が低く、用途が限られるため使い道があまりありません。
かつてはアイスクリーム用のスプーンに利用されていたそうですが、これも最近は中国製のものが増えたため、ほとんど使われることがなくなってしまいました。
生長が早い分、寿命も樹木としては短く60~80年ほど。
寿命を終えた木の倒木、それを放置することによって生じる腐敗など環境への影響が近年問題視されているそうです。
今回のコレクションでは、北海道の白樺を使ってブラウスやニットなどを染めました。
白樺から抽出されたカラーは、優しいアイボリー。
白樺の樹皮のような、温かみのある色です。

■ラミーテンセル ブラウス(No.6070)
Col. Ivory, Brick, Black
23,000yen+tax
■ラミーテンセル スカート(No.7041)
Col. Ivory, Brick, Black
29,000yen+tax
肘くらいまでの長めの半袖なので夏っぽくなりすぎず、今着るのにちょうどよいラミーテンセル素材のブラウス。
まだ気温が高い今から着られる新作です。
涼しくなってきたらカーディガンとの重ね着もおすすめ。
カーディガンからのぞく前身頃のギャザー…雰囲気たっぷりで素敵です。
スカートも長すぎず短すぎずのほどよい丈感。
ペチコート付きです。
シャツワンピースなどの長めの丈のアイテムに合わせるのも◎。
どちらもただいま販売中です。
同じシリーズのワンピースもございます。

■ラミーテンセル ワンピース(No.4067)
Col. Ivory, Brick, Black
43,000yen+tax
フレアなシルエットのワンピースもジャケットを合わせると落ち着いた雰囲気に。

■植物染め Vネック畦柄プルオーバー(No.2071)
Col. Ivory, Brick, Black
27,000yen+tax
※9月下旬入荷予定
ホールガーメントの1枚仕立てで脇や袖の接ぎ目がないため、
肌触りも良く、着た時のシルエットも美しく仕上がった1枚。
浅めのVネックなので、上品でほどよくすっきりした印象に。
グレージュのような、味わい深い色。
4か国のコットンにウールを加えて、コットンの肌触りのよさとウールの温かさ、どちらの良さも生かされています。
シンプルなボトムスに合わせて、サラッと着るとかっこいいですね。
寒冷地でまっすぐに佇む白樺の木。
静かなエネルギーに満ちた白樺のぬくもりを、ぜひ感じてみてください。
おまけの話。
冬の終わり頃のほんの限られた期間にだけ白樺の樹液を採取することができ、その樹液は飲むことが可能です。
幹に穴を空けて、そこへ管を刺しておくと樹液が出てきます。シーズンが終わったら木片で栓をして、また来年。
採取できる期間も量も限られているので、とても貴重なのだそう。
通販でも販売していて、私もデザイナーがお取り寄せしたものを少し飲ませてもらいました。
樹液と聞くと、蜜のようなとろみのある感じを想像する方が多いと思いますが、白樺の樹液はとてもサラサラしています。
見た目は水と変わりないのですが、飲むとほんのりとまろやかさと甘みを感じました。
大地から吸い上げた水が白樺の幹を通って樹液になっていると考えると、なんだか壮大ですね。
ロシアなどでは樹液を飲むのは毎年の恒例行事のようですよ。
気になる方はぜひお試しください!