東急吉祥寺店

2020 19 May

material 〜Arimatsu shibori編〜

ブログをご覧の皆様、こんにちは。

吉祥寺東急店の岡崎です。
今回はパドカレが日本の職人さんと生み出すmaterial=オリジナル布地についてご紹介します。








- Arimatsu shibori -



2020SSコレクションでは、愛知県名古屋市にある有松地域に約400年伝わる伝統工芸"有松絞り"とコラボレーション。



一点一点、手作業で行う為、大量生産が難しいのですが、だからこそ希少価値が高く、職人の手から生み出された絞り染めの模様は何とも言えぬ美しさがあります。



本来、100種を超える絞り表現。
しかし現在、再現可能な技法は70種ほどだそうです。



そこで今回パドカレのお洋服には、どのような絞り染めが表現されたのでしょうか。








Three expressions


2020SSコレクションでは3つの絞り表現をpickup





1.縫う絞り

職人さんの作業光景がこちら。




 Artwork



技法・巻き上げ絞り


糸は一本取りにして、下絵通り模様の輪郭を平縫いする。それを引き締め、絞り台を使って糸をかけ、木製のコロで巻き上げていく。平縫した部分は染まらないようにする為、模様が出来上がる。


     
実際に絞り染めされた部分↓




Detail



そして、仕上がった布地にパドカレのエッセンスを加えて出来上がったお洋服です。




Clothes

no.6042 col.ネイビー size.36 ¥31,900(税込)



一枚でさらっと着れる、凛とした印象のブラウス。絞り染めされた大きな円のモチーフが見事に映えて、うっとりしますね。デニムと合わせてベーシックに着こなせます。





2.巻く絞り




Artwork



技法・筋入り浸透染め

生地を棒状になるまで丸めていき、柄を出す部分を糸で止め、固定する。染料の浸透によって、自然なグラデーションが浮かび上がる。






Detail






Clothes

no.4042 col.ネイビー size.36 ¥39,600(税込)



ブルーのグラデーションがとっても美しいワンピース。職人技による色の濃淡は目を惹きますね。ザ・主役として自分のご褒美や記念日に着たらきっと気分が上がりますよ。





3.たたむ絞り




Artwork



技法・板締め絞り

三角や四角など折りたたんだ布を、板ではさんで幾何学的な模様を作る。折り方や木のあて方により、色々な染めが楽しめる。




Detail






Clothes
(左奥、中央右)

有松絞りプルオーバー
no.1030 col.ベージュ/ブラック ¥23,100(税込)
(7月入荷予定)



シンプルモダンなプルオーバー。染まり具合によってデザインの出方が異なる一点ものです。Tシャツ生地で着心地抜群。着れば着るほど味が出ます。











-  Arimatsu shibori collection -


最後までご覧いただきありがとうございます。
パドカレが生み出す有松絞りコレクション、いかがでしたか?



このブログを通して、少しでもパドカレが込める洋服への想いをお客様にお伝えできたら、お楽しみ頂けたら、という気持ちで書きました。



日本の職人さんとともにこだわり抜いたmaterial、そこから生まれた唯一無二のお洋服を皆様にぜひお手に取って、見て、触れて、着て頂きたいです。



吉祥寺東急店ではこれらの有松絞りシリーズを営業再開後にご予約を承ります。(全て7月入荷予定)


どうぞ営業再開日まで暫しお待ち下さいませ。



明日は第二弾、material〜Majotae編〜です。
16:00更新です。
お楽しみに。




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